性別:男/年齢:25歳/身長:180Cm/CAST:宮本 充
元は軍警察の警部補であったが、パラダイム本社のやり方と対立し退職し、記憶を失った街、パラダイムシティ随一のネゴシエイター“交渉人”として活動。治安が乱れ、法が正しく機能していないこの街で、依頼人にとって有利になるように、卓越した頭脳でイーブン以上の交渉を成立させる。日常の愛車はグリフォン。
そして隠されたもう一つの顔は、ビッグオーを駆り、巨大な敵、あるいは巨大な危機に立向かい、人々を守ること。
フェミニストで紳士だが、鼻持ちならなくならない程度に不遜な態度をのぞかせることはしばし。また怒ると、元軍人という“闘う”仕事をしていた気性が彼を武装する。拳銃は持たない主義だ。
性別:女/年齢:18歳相当/身長:160Cm/体重:130Kg/CAST:矢島晶子
ウェインライト博士が自分の娘に似せて作ったアンドロイド。ソルダーノ重工令嬢誘拐事件に端を発する一連の事件をきっかけに、報酬の肩代わりの名目でロジャーの屋敷にいついてしまった。
一見伏目がちで物静かな美少女だが、シニカルな言動、傍若無人な態度はロジャーを困惑させることもしばし。それらは、普段はあまり表面に出さない、彼女自身の感情やメモリーが反映されているのだろう。
ロジャーの気持ちはお構い無しでの、毎朝のピアノ演奏が趣味。特別な攻撃力はないが、その見かけとは裏腹の自重にも関わらず活動は俊敏。
額のカチューシャ部分が、メモリードライブとなっており、発光機能も備えている。
性別:男/年齢:54歳/身長:195Cm/CAST:清川元夢
ロジャーの執事(バトラー)。ロジャーと出会う以前からそのメモリーに従ってビッグオーを整備しながら、それを駆る主が現れることを待ち続けていた。 家事一般から、ビッグオーやグリフォンの整備まで、ロジャーの屋敷の全てを預かっている。なお、大掛かりまたは短時間でのビッグオーの修理・調整作業は、シティに住む老人たちを束ねて行っている。
何事が起きても動じない飄々とした人物だが、銃火器の扱いなど戦闘能力のプロでもある。サイドカー付き大型バイクを愛用している。
性別:女/年齢:26歳/身長:175Cm/CAST:篠原恵美
謎の女。パラダイム側のネゴシエイターとして最初はロジャーの前に現れるが、その行動は必ずしもパラダイムの利益の為に行動しているわけではない。
ある時は、ロジャーに水力発電所の再開交渉を依頼してきた“ケイシー・ジェンキンズ”。またある時は、#4のフィル・ガセーの秘書、“パトリシア・ラブジョイ”等いつも異なる名前で現れる謎の女。後に“パトリシア・ラブジョイ”としては、アレックス・ローズウォーターの秘書にまで上り詰める。
エンジェルというのは通り名であり、その由来は背中に天使の羽のような痣があるからだと言われている。
所属:軍警察/性別:男/年齢:47歳/身長:180Cm/CAST:玄田哲章
軍警察の指揮官で、階級は大佐。かつてのロジャーの上司であり、ロジャーが軍警察を辞めるいきさつとなった事件から反目しあう関係となったが、心の奥では今でも互いを良き友として認識している。
性別:男/年齢:49歳/身長:170Cm/CAST:辻 親八
“デイルの店”にいつもいるユダヤ系の初老の男。パラダイムシティ内外の情報に精通し、ロジャーにとっての情報源であった。
所属:パラダイム社/性別:男/年齢:43歳/CAST:石塚運昇
パラダイム社・代表。ドーム建設により、パラダイムシティを一つの城塞国家の様な存在にまで仕上げた立役者。そのやり口は強引だが、幼い暴君さを隠せない。
父親は全社主:ゴードン・ローズウォーター会長。
所属:パラダイムプレス/性別:男/CAST:堀勝之祐
かつてはマイクル・ゼーバッハという名の新聞記者だったが、『この世界の秘密』を知ろうとしたが故に、『この世界の秘密』にとりつかれ、逆に正気を失ってしまった。アーキタイプとビッグデュオを駆り、三度ロジャーに戦いを挑むがいずれも敗北。以後行方不明となる。
所属:パラダイム社/性別:男/CAST:納谷悟朗
パラダイム社の初代総帥だが、現在は一線を退きアイルズベリィの農園で人工トマトの栽培に精を出していた。メモリーの真実を知る可能性を持つ人物だったが、その抽象的な言動は謎めいていて真意は理解し難い。40年前以前の世界を書いたとされる『メトロポリス』の著者でもある。
性別:男/年齢:22歳/身長:190Cm/CAST:大塚芳忠
ソルダーノ令嬢(ドロシー)誘拐事件の首謀者。上下黄色のスーツに片耳ピアス、胸ポケットには櫛を挿す伊達男。ロジャーを仇敵としてつけ狙う小悪党だが、メガデウスのインターフェイス代替技術に関するメモリーを持つ侮り難き存在。
性別:男/CAST:二又一成
アレックスの懐刀として暗躍した、仮面姿のトリックスター。半身を機械化されたブーギーで、片手をドリル化してドロシーに迫る(#21)など、その性格は極めてサディスティック。
実は異国の組織ユニオンの諜報員271号で、ユニオンとアレックスの橋渡し役を担っていたが、次第にユニオンとは別に独自の判断で動くようになった。その後ベックのインターフェイス代替技術でビッグデュオの搭乗者となるが、デュオから罪人と判断され飲み込まれてしまった。
性別:女/CAST:紗 ゆり
男装の麗人といった外見だが、異国の組織ユニオンに所属する大物諜報員。コードネーム12号。部下たちの不甲斐なさとアレックスの裏切りへの警告と復讐のため、自らパラダイムシティに乗り込んできた。しかし、エージェントをパラダイム本社に次々と捕えられて行く過程でその評価は失速し、最後の手段としてユニオンにパラダイムシティへの空爆を進言する。
エンジェル、ゴードン、ロジャーとの対峙で、メモリーが手に入れられないならば破壊することを決意し、ベヒモスを覚醒させるが、ビッグオーに動きを封じられたところを、外壁の崩落で潰された。
パイロット:ロジャー・スミス
全高:約30m/重量:不明。
装備:ストライク・パイル、モビーディック・アンカー
武器:サドン・インパクト、クロム・バスター、アーク・ライン、ミサイル・パーティー、キャノン・パーティー。
ロジャー・スミスの操るメガデウスと呼ばれる巨大ロボット。腕のシリンダーを打ち込む“サドン・インパクト”や、頭部のクリスタル部分から照射されるビーム兵器“クロム・バスター”、眼から出すビーム“アーク・ライン”等の装備を持ち、その体内には“ミサイル・パーティー”“キャノン・パーティー”といった兵器が内蔵されている。
パイロット:シュバルツ・バルト
全高:約30m/重量:不明。
装備:不明
武器:ガトリングミサイル、メガトンミサイル、アーク・ライン
シュバルツ・バルトが手に入れた、空飛ぶ「ザ・ビッグ」。空戦用としての性能を持つ。
#12でのビッグオーとの戦闘によって大破させられた。コクピットにパイロットが乗っていないにも関わらず、自発的に可動する等、ビッグオー同様に謎が多い。
パイロット:アレックス・ローズウォーター
全長:約30m/重量:不明。
装備:不明
武器:ビーム砲、巨大砲塔、コークスクリューパンチ、ロケット・パンチ
アレックスがユニオンに回収させた部品から再生されたビッグシリーズで、ロベスピエール、カルノー、フーシェに内蔵されパラダイムシティに運び込まれ、パラダイム社科学班が建造した。陸のビッグオー、空のビッグデュオに対し、水中活動を得意とする作りとなっており、そのボディ・カラーから“白いビッグ”とも呼ばれる。
パイロット(?):エンジェル
全長:約30m
自分がメモリーであることに気づいたエンジェルが、パラダイムシティというステージをリセットし元の場所に戻ろうとしたことで覚醒した。禍々しい凶相と、エンジェルの痣と同様羽のもがれた後を思わせる部分を除けば、ビッグオーのネガといった存在である。通過するあらゆる物質を消去する能力を持つ。